2016年は市民後見元年
市民後見人という言葉、
新聞やテレビなどで目にされるようになったと
感じられている方も
多いのではないでしょうか。
市民後見人に関しては以前こちらの記事で
書かせていただいています。
日本における市民後見人の動きは
今年2016年が元年とも言われています。
全国各地ですこしづつですが、市民後見人が誕生
し始めています。
ぎふ市民協主催「市民後見人養成講座」
そんな中で、この秋から
ぎふ市民協さん主催「市民後見人養成講座」が
はじまっています。
市民後見人になってみたいという気持ちの方
何か社会貢献をしたいという方
まずは知るところから始めたいという方
士業の方
約50名の方が応募されています。
この「市民後見人養成講座」の
全10回の養成研修の中で
2回講師を務めさせていただく予定です。
昨日はその1回目。
『市民後見概論』を3時間のコマで
お話させていただきました。
会場は自然豊かな岐阜大学のキャンパスです。
つい概念的になりがちな内容ですが
できるだけ、実感をもって学んでいただきたいと
グループワークを取り入れながら
お伝えさせていただきました。
ただ座学で一方的な話を聴くだけでなく、
自分の感じていることを話すこと。
相手の考えていることを聴きとること。
相互の対話の中で学び合えるような形だと
知識の定着も実感も持って頂けると考えています。
アンケートから受講して下さった方の
感想を幾つか紹介させて下さい。
後見人についてもやもやしていた部分がすこしだけ見えてきた気がします。難しいと感じていた市民後見を身近にイメージできるようになりました。
グループワークで参加者の方と話しながらでしたので、自分だけでなく他の方がどんなことを感じで考えているか分かって良かったです。グループワークのアイデア良いです!
わかりやすい講義でした。市民後見がこれからということがよくわかりました。知識が一歩前進したように思います。岐阜市の市民後見の対応に期待したいですね。
次回はケーススタディの回で担当させていただきます。
これを機会に岐阜での市民後見人の動きが
始まっていってほしいと思います。
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