【毎日三句&haikuphoto】 白鷺の飾り羽つけ並びけり 蛾の羽の光りて少名毗古那神 繋ぎたる手の記憶あり夏灯し &n…
2023年7月
毎日三句&haikuphoto20230729
【毎日三句&haikuphoto】 渡りたる向こうは見えず土用東風 ぷっくりと土用蜆の舌を出し うなじへと指を這わせて髪洗う  …
毎日三句&haikuphoto20230728
【毎日三句&haikuphoto】 吾もまた牡丹を鬻ぐ末裔よ 宍道湖の水面走りて霹靂神 説明のつかぬことあり夏驟雨 &nb…
毎日三句&haikuphoto20230727
【毎日三句&haikuphoto】 術式の音せず事代主神 勾配の陽炎ありて夏の坂 出雲なる神に言伝囁きて #…
毎日三句&haikuphoto20230726
【毎日三句&haikuphoto】 甘えたき時もありけり紅黄草 炎暑来てくちびる熱を持ちいたる 遠雷や見知らぬ我の横顔か …
毎日三句&haikuphoto20230725
【毎日三句&haikuphoto】 好きずきに出会う出会わぬ蓼の花 纏わりし大気掻き分け炎暑なり 片陰やくるくる回すパゴダ傘  …
毎日三句&haikuphoto20230724
【毎日三句&haikuphoto】 滴りを感じて生きて命なり 攫われてしまえばしまえ土用波 黒日傘目深に赤きリップかな &…
毎日三句&haikuphoto20230722
【毎日三句&haikuphoto】 野尻湖に身体浮かべて夏がゆく 地軸へと垂を垂らして夏土用 目眩け今生一度の夏なりし &…
毎日三句&haikuphoto20230721
【毎日三句&haikuphoto】 自堕落であるもまたよし氷旗 伏線を幾つ残して梅雨明けぬ 合歓咲いて吐息に花の揺らぎたり …
毎日三句&haikuphoto20230720
【毎日三句&haikuphoto】 胸奥に隠したる紅夏土用 空蝉や此岸彼岸のあわいにて 片肩に羽織りかけたる夏衣 &nbs…