岡山に行って参りました
今日はリーガルサポートの委員会のお仕事で
岡山に行って参りました。
リーガルサポートは正式にいうと
公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート。
私は本部の市民後見人育成事業支援委員会に委員として所属しています。
最初の画像はこちらの市民後見人育成事業支援委員会で
作成したリーフレットになります。
成年後見制度って知っていますか?
成年後見制度は精神上の障害(知的障害、精神障害、認知症など)により判断能力が十分でない方が不利益を被らないように家庭裁判所に申立てをして、その方を援助し、その方に変わって法律行為を行う人(成年後見人)を付けてもらう制度です。平成12年4月にスタートし、10年目を迎えました。
市民後見人って?
後見人は、一定の欠格事由(破産者や行方不明者等)がなければ、特に専門の資格をもたなくても誰でもなることができます。ですから、この成年後見制度において、親族でもなく法律や福祉の専門家としての専門職後見人でもない地域の人が後見人を引き受けることもできます。これを「市民後見人」といいます。
市民後見人ってどうやったらなれるの?
市民後見人になるには、市町村が、地域の社会福祉協議会やNPO法人に委託して開く養成講座を受講する形がとられていることが多く、市民後見人としての活動は家庭裁判所から個人として選任される形ではなく、成年後見人と引き受けるNPO法人に所属するかたちで活動される形をとることもできます。
最近よく「市民後見人」って言葉をよく聴くようになったけれどどうして?
成年後見制度において、成年後見制度の利用の増加とそれに伴う成年後見人の供給不足から「市民後見人」は注目されてきています。市町村において成年後見人等を確保するために、平成24年4月1日に老人福祉法改正として後見等に係る体制の整備についての条文が追加されました(老人福祉法第32条の2)。これは市町村は、後見、保佐及び補助の業務を適正に行うことができる人材の育成及び活用を図るために研修の実施や研修を終了などした人材を家庭裁判所へ推薦するなど必要な措置を講ずよう努めることが定められています。
市民後見人の役割って何?
今年は成年後見制度利用促進法が施行されたこともあり、個人的に 「市民後見人元年」になると思っています。
市民後見人を考えて行く上で、
▶成年後見人に地域の市民がなることで、地域で相互見守の力が生かされていくなどの側面
▶成年後見人には適正な財産管理をするや本人の立場に立った法運用、倫理観など
考えていく必要があるように感じています。
青木先生個人的に教えてほしい事が有ります、それは、よく病院や、施設等でキーパーソンを決めてほしいと求められますが、キーパーソンには、どのような権利義務があり、売ら付けるほうりつはなんなのですか?