鬼も内/身の内の鬼を知ること

鬼も内?

今日は節分ですね。

皆さんの過程では豆まきをされるでしょうか?

節分で「鬼はそと!」と言いますよね。

「鬼」はかつて疫病や不幸を代表する言葉でした。

その疫病や不幸をを祓うための言葉で「鬼はそと」と唱える風習ができたのです。

ところが我が家では

「福は~うち、鬼も~うち」というのです。

私がそう言っているので、子どもたちもそういうようになっています。

なぜそういうように言っているのか、こんなわけがあるんです。

鬼ってなんだろう

質問です。

あなたは風邪が嫌いですか?

「風邪?風邪ひくと困るなぁ~」

「インフルエンザでなければまだいいけれど」

多くの方は
「風邪は引かないほうがいい」
と思われているかもしれません。

私は様々なボディワークや整体を受けてきて、その中で「これで打ち止めでいい!」と思った整体があります。

それは野口整体。

野口整体では
「風邪」は病気ではなく、体の不調や歪みをなおしてくれるもの、ととらえます。

つまり「風邪」は体になくてはならないもの、と考えるのです。

どうでしょう。

「風邪」=「鬼」と考えてください。

祓われるべき「風邪」が実は体にとってなくてはならないものであったりするのです。

身の内の闇。身の内の鬼

先ほどは風邪の例を挙げました。

「風邪」だけでなく「鬼」に代表されるものに、この世の闇や暴力があります。

闇や暴力はもちろん、この世からなくなって欲しい、と思います。

ただ、それはこの世からなくなるでしょうか?
排除してしまえるものでしょうか?

私は無くならないと思っています。

ただ、それを止め続けることはできる、と思っています。

その方法はひとつしかありません。

それは自分の中にこそ暴力や闇がある、と自覚すること。

もちろん昔の人たちが役病や災厄を祓おうとした気持ちはその通りだと思うのです。

でもそのうえで、「鬼はうち」と言いたい。

それは「鬼」に代表されるものが、どこか遠くのものでなく、私自身の一部であることを自覚していたいということなのです。

我が家では、節分の度に、私が以上のことを熱く語りだすので、子どもたちは「またか」という顔をします(笑)

それでも彼らもやはり「鬼はうち」と言うのです。


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