過去の自分への伝言
もし、あなたが一年前の自分に今年起こることを伝言できるとしたら、あなたはどんなことを伝えますか?
「その選択肢はOK~」
「その出会いはあなたにとって大切だよ」
そんなことを伝えるでしょうか?
毎月1回殿町朝カフェをいう活動をしています。
毎月1回7時から8時半。
小さなカフェにあつまって(店内の定員は10名!)
朝からにぎやかなおしゃべりの場です。
12月最後の殿町朝カフェでは
「今年をどう振り返るか」という話題がいくつかでていました。
その中でSさんという方が
「自分は毎年12月に、こんな風に1年を振り返るんです。
今年の年最初に想定できなかったことで、今年自分に起こったことはどんなことがあっただろうって」。
その話をきいてこの本のことを思い出しました。
『うまくいきそうでいかない理由』
その本は『うまくいきそうでいかない理由』
こちらの本、副題が
~いつもうまくいく人が無意識にやっている「10秒の習慣」を科学的に解明 ~
この本を思い出したのは、本の中で紹介されている夜寝る前にやる10秒ワークがSさんの1年の振り返り方と似ていると感じたからでした。
10秒ワークについて詳しくは是非本を読んでいただきたいですが(本の中にはなぜ10秒ワークをすると上手く行くようになるかも解説されています)
10秒ワークについて簡単にお伝えすると、夜寝る前に、今日の朝の自分に対して10秒、今日起こったことを空想の中でつたえるというものです。
この10秒ワーク、私が毎年の振り返りにやっている方法とよく似ています。
私と私の対話ワーク
私が毎年やっているこんなワークがあります。
まず、空想の中で、今年のはじめ、1月頃の自分を目の前に呼んでみてください。
そしてその1月の自分に、今12月にいるあなたから今年1年、あなたにどんなことが起こったか伝えてみてください。
あなたは今年1年どんなことを起こったと伝えるでしょうか?
そして、12月のあなたから今年1年に起こることを聴いた1月のあなたはどんな反応をするでしょうか?
例えば私であれば今年の1月の自分とこんなやりとりをするかもしれません。
今の私「ねぇ、今方眼ノートの本読んで書いているよね?」
1月の私「うん、でもうまく書けないんだよね」
今の私「あなたはね、今年方眼ノートトレーナー養成講座をみつけて、受講したいなって思うの。で、それを迷うんだけれど思いきって東京まで通って受講するのよ。そして方眼ノートトレーナー1期生になるよ。1年たったいまでは方眼ノートを教えてるようになるんだよ」
1月の私「へ?は?教えてる?方眼ノートを?」
今の私「そうそう、それで自分でも方眼ノートを書くうちにその可能性に感激して、9月から毎月講座を開いているよ。来年の1月の方眼ノート講座はもう満席になってるよ!」
1月の私「毎月講座?いや、それはないでしょう。。」
今の私「本当だって!あとね、」
今年の最初の頃の自分に、空想の中で今年1年自分に起こったことを伝えてみる。
やっているうちにいくつか気づくことがあります。
どんなひとも、今年のはじめに自分の身に起こることとはすべてを予想することができなかったということ。
そして、予想できなかったいろいろな出来事の中で自分はよくやってきたということ。
12月の私から1月の私に伝えたくなるのは
「いろいろ起こるけれど、大丈夫だから、自分の力を信じて!」
もちろん、「今年は災難だらけ、良いことなんかひとつもなかったよ」思われる方もおられるかもしれません。
それでも、1年後、こうして生きていて、1年を振り返ることができた、というだけでもそれは素晴らしいことではないでしょうか。
年の終わり。
そんな1年の振り返りをしてみるのもいいかもしれません。
「私と私の対話ワーク」、コント仕立てでやってみるのも面白いです。ピンと来た方はぜひやってみて下さいね。
文ちゃん毎回ブログを見させていただいてます。1ヶ月ほど前から、似たようなことをやっていました。それは、自分に励ましの言葉をかけてあげることでした。これがとても健康に効果があって「圭子ちゃん頑張ってるね〜。よくやってるねー。」と声をかけているのです。このブログを読んで、今年1月の自分にと振り返ってみると、うつ病のような状態で文ちゃんのところに行った事も思い出します。その後、方眼ノートで、未来が向こうからやってくるような体験もしばしば、来年早々エゴマの本が出版の運びになり、予想外の一年になりました。文ちゃんの助言を皮切りに、今年は人から占ってもらったりする事が、3回もありました(^q^)。来年は町長になってるかも…なんて、書いたり、対話カフェしたりする日々になって、ワクワクしながら目の前のことに、向かい合ってる気がしますよ。
方眼ノートの威力、しっかりテイクさせていただきました。一年、ありがとうございました。