「先輩司法書士の声」に掲載いただいています/実は事務所名『山猫司法書士事務所』だったかも

『山猫司法書士事務所』

司法書士の開業からもう7年。

司法書士事務所の開設の際に、自分の司法書士事務所名をつける必要があります。

実は最初『山猫司法書士事務所』という名前にしようとしていました。

宮澤賢治がとても好きでその中の『どんぐりと山猫』というお話からとったものです。

結局『山猫司法書士事務所』にはしませんでしたが
そのことを話したインタビューがあることを思い出しました。

司法書士開業虎の巻

司法書士業務ソフトメーカー(株)リーガルさんが
新しく開業する司法書士のために先輩司法書士にインタビューした
「先輩司法書士の声」

こちらに私のインタビューも載せていただいています。

タイトルはなんだか気恥ずかしいですが

「出産育児中の受験、合格を機に社会のステージへ復帰。生涯フィールドワーカーが仕事に込めた想いに迫る!」

です。

無題

 

キャッチ画像はこの原稿を紙媒体にして下さったものです。
これが昨年の全国の合格者の方に配られているとのこと。

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先日も司法書士に成り立ての別の地域の方からtwitterで
「青木先生ですよね?インタビュー読みました!」
とメッセージを頂きました。

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司法書士業務ソフトメーカー(株)リーガルさん

(株)リーガルさんは司法書士や弁護士等の業務用ソフトを提供されている会社です。
私自身、研修でお世話になった司法書士事務所がリーガルのソフトを使っていたこともあり、独立開業の時からリーガルさんの業務用ソフトにお世話になっています。

無題

 

司法書士を目指したきっかけ

なぜ司法書士にトライしようとしたかなどインタビューの一部をこちらに転記して紹介させて頂きますね。

司法書士を目指そうと決心したのがちょうど12年前の今頃。夏の暑い頃でした。
そこから4年の勉強と研修、司法書士になって今年で7年目。

私自身インタビューを読み直してみて
もう一度新しい気持ちで
これからも新しい扉を開け続けていきたいと思いました。

***************

事務所名の由来はなんですか。

候補は色々あったんですが、最初『山猫司法書士事務所』という名前にしようと思ったんです。宮沢賢治がとても好きだったので、彼の児童文学『どんぐりと山猫』からとって。でも由来がわからない人が見たときに司法書士事務所の名前としてどうなのかということで、たくさんの方から反対されまして(笑)。色々考えた結果疲れてしまって、最終的には自分の名前の事務所名に落ち着きました。結果的に良かったなと思うのは、私が女性だということが事務所名からわかることですね。インターネットで調べて私のホームページを見て事務所に来られる方が多いんですけど、相談に来られて帰られる際にいつも伺うんです、「どうして私の事務所に来てくださいましたか?」って。そうすると、「女性だったから」「ホームページに顔写真が出てたから」と答えられることが多くて。私たちが思っている以上に、相談する相手が女性なら安心だと皆さん思われるようですね。

司法書士を目指した目的、あるいはきっかけを教えてください。

私は法学部出身でもなんでもないんですけど、(出産をきっかけに)もういちど自分が社会のステージに戻るためにどうしようかと考えたとき、資格を取ろうと思って。数ある選択肢の中で司法書士はすぐ独立出来るのが大きな魅力でした。私には息子が2人いて、勉強を始めたのが上の子が4歳、下の子が0歳の時で、そこから丸4年かかりました。「子供が同じ空間にいるときは勉強しない」っていうルールを自分の中で決めて、それ以外は全部勉強。土日は保育園が休みなので勉強もお休みで、夏休みだったり、お正月だったり、そういった全く勉強できない時期を除けば、朝3時に起きるところから始まって、1日9時間確保するのが限界でした。4度目の試験で合格だったので、それまでは不合格のたびに子供がなぐさめてくれて。「来年も頑張れ-!」って(笑)。

大学時代の最終専攻が民俗学だったんですね。佐渡島の山奥とかに1週間行って、公民館に泊まって、村のおじいさんおばあさんから延々話を聞いて歩くみたいなフィールドワークをずっとやっていたんです。大学の恩師からは大学院に残る道を勧められたんですが、結局就職する道を選択することになったときに、「どこに行ってもフィールドワークは出来る。どこに行ってもそこに人がいる以上、その人と会って、その人の背景を聴いて、物語を聴くっていうのがフィールドワークなんだ」と言って送り出してくれました。

私にとって司法書士というのはいまだにフィールドワークなんです。それがたとえば立会決済かもしれないし、多くは離婚とか成年後見とか未成年後見の相談だとか、その人の人生があって、その人の人生を私に話してくれて、私が何かそこにかかわることが出来るっていうのは、フィールドワークをしているという意味では大学の頃からずっと一緒のことをしている感覚です。

司法書士の業務のなかで、たとえば書類を作るのなんかは苦手なので、そこは“権”みたいな登記のシステムに任せる部分は多いです。でも人にお会いして何かを聴かせてくれる、ここでその人の物語が語られることで、その人の人生がそのあと何か変わる予感がすることはよくあって、それを偶然私が聴いているだけなんですけど、だとしたらよくよく聴きたいと。それで来られた人が来られたときより笑顔になって帰って行かれたら、それこそが私の仕事ではないかと思うんです。


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