告白します。
とても驚きました。
仮にAさんとしましょう。
今までお会いしたこともなく、
Facebookつながりでもなく、
初めて面談相談のご予約を受けた方でした。
Aさんは事務所に面談に来れられてこう言いました。
「実は青木さんのブログを読んで、そこから法律相談面談の申し込みをしたんです」
「ブログに相談をするときに紙に書いていくといいという記事がありましたよね。今日は書いてきました。」
Aさんが差し出された紙には、エクセルで綺麗に方眼と三分割が書かれていました。
そしてその三分割には
「事実(何が事実?)」
「解釈(どういう思いがあるか?)」
「行動(どういった対応をするか?予定か?)」
という表題と今回のご相談に関しての内容が三分割で書き出されていたのです。
「方眼ノートって講座に出たわけでも本を読んだわけでもないので、どうやって書いたらいいかわからなくて。でも青木さんのブログをみながら見よう見まねで書いてみました。」
高橋さんの方眼ノートの書籍を読んだわけでもなく、方眼ノートの講座を受けられたわけでもないとのこと。
私のブログを読んで、方眼ノートに興味を持って、ご自身の金銭的な悩みや家族関係の悩みが何とかできるかもと、三分割のノートを書いて法律相談の面談に来てくださったのでした。
もちろん、方眼ノート講座の受講生以外で方眼ノートを書いてこられた方は初めてです。
詳しくは書けませんが、Aさんの置かれている状況はとても大変な状況でした。
それでも三分割の中で、事実と解釈をちゃんと分けて書かれて、これからどうするかという行動まできちんと書かれていたのです。
「この行動の中で一つできることがあるとしたらなんですか?」
と私が聴きました。
「○○ならできそうです。」
この行動する力はAさんが書き出したからこその力です。
相談が終わって帰られる時にAさんが言いました。
「しばらくは大変ですが、いろいろ状況が整理できて余裕ができたら、青木さんの方眼ノート講座をきっと受けに行きます。待っててください。」
専門家は人が行動する後押ししかできないことを改めて思いました。
そして方眼ノートとという「人が考え行動するツール」は本当に多くの人の力になり得るんだ、と感じながらAさんの背中を見送ったのでした。
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