「縁日法話~法話の法は法律の法~」
岐阜善光寺さんの毎月の縁日は15日。
大門まるけと銘打って、手作りのお店や、ピザや珈琲など楽しいお店が並ぶ素敵なマルシェが開催されています。
この大門まるけ、で今年から「縁日法話~法話の法は法律の法~」と題して、客殿の座敷にてお話をさせていただいています。
難しい法律の話ではなく、お茶を頂きながら気軽におしゃべりするなかで法律を考えていきたい、そんな場です。
今月は「『生前対話』のススメ」と出しての縁日法話を開催させて頂きました。
今月のテーマは・・・
今月のテーマは「『生前対話』のススメ」。
あなたはご自身の意思をご家族や身近な方に伝えていますか?
そんな切り口で参加者の皆さんの体験や、ご自身の想いをお聞きしながら、相続や遺言のお話をさせて頂きました。
ご自身の想いや感謝、自分の相続財産をこうして欲しい。そんな意思を伝える機会はあるようで、なかなかないのかもしれません。
また家族同士でも、
例えばこの実家をどうしていきたいか、
先祖からの土地をどうしていこうかなど、
なかなか話されない方が多いように見受けられます。
元気な時はいつか自分の意思を伝えられると思っていると思います。でもいつでも意思は伝えられるわけではありません。
例えば急な病気、認知症、事故など、思わぬことで意思が伝えられないままになってしまうこともありうるのです。
ご自身の意思を伝えてみること、そんな場を持つことがこの社会でもっと増えていってほしいと思っています。
参加者の皆さんに最後一言づつ感想を言っていただくのですが、20代の参加者の方の
「自分にとって遺言や生前対話というのはまだまだ遠い話という印象でした。でもこうして青木さんのお話を聴いてみると、自分の人生の最後をちゃんと考えるということは、より生きるということを考えるということでもあると感じました」
と言ってくださった言葉が印象的でした。
5年ほど前に開催していた「30代からの遺言セミナー」をまた復活して開催してみようかなと考えています。
この「縁日法話~法話の法は法律の法~」。
来月も開催予定です。
時間は11時から12時の1時間。
おしゃべりをしながらの気軽な場です。
関心のある方はご参加くださいね。
いつもご活躍拝見させて頂いています。先月、兄が突然亡くなりました。
相続については、今切実な問題となり、兄に任せればいいと思っていた今迄とは、状況が変わり、両親と生前対話を始めたところです。両親は、死については、まだまだと思っているので、どうやって生前整理へ向き合わせたらよいかと思っているところです。
また、ご相談させてください。
山田様
コメントの確認が遅れてお返事が今になりましたことお許しくださいね。
お兄様のこと、お悔やみ申し上げます。
またいつでもご相談していただければと思います。