行っても採れない
「行っても採れない。でも行かなきゃ採れない」。
唐突に一体なんの言葉?と思われると思います。
これ20年以上前から私が何度も思い出す言葉なのです。
大学時代、私は生物同好会というサークルに所属していました。
高校時代から鳥類観察をしていた私は鳥班。大学3年生では鳥班班長をしていました(笑)。
鳥班の他に、植物班、動物班、虫班があり、それぞれに自然観察や自然調査をするサークルでした。
当時の部室には「班訓」なるものが手書きで部室の壁に貼ってありました。
この「行っても採れない。でも行かなきゃ採れない」は
虫班の班訓でした。
ある時の合宿で虫班と鳥班が隣同士で山岳縦走をしたことがあります。
なぜか当時の昆虫班は恰幅の良い(=体重の重い)メンバーが多く、「ゼイゼイハァハァ」言いながらの登山です。
ところが、頭の上を蝶が一頭(蝶は一頭二頭と数えます)ヒラヒラと飛んでいったとたん、彼らは目にも止まらぬ速さでザックから捕虫網を取り出して、山道を脱兎のごとく蝶を追いかけていくので、「すごいっ!」と唖然(笑)となったことを思い出します。
でも行かなきゃ採れない
虫班は、昆虫採集をするのが活動です。
日本全国、海岸沿いから高山までいろいろな場所へ昆虫採集に出かけます。
もちろん昆虫採集にいっても目的の昆虫が採れるわけではありません。
当時の記憶を思い起こしてみると、行ってみても全然採れなかった、と話していたことが多かったように思います。
その虫班の班訓が
「行っても採れない。でも行かなきゃ採れない」。
これは
「昆虫採集に行っても昆虫は採れないかもしれない
でも昆虫採集に行かなきゃ昆虫は採れない」
という意味です。
この言葉、20年以上してもたまに思い出すのです。
何かを採ろうとその場所に行っても採れないかもしれない。でも、行かない限り絶対に採れない。
昆虫採集でなくても
これ昆虫採集でなくてもそうかもしれません。
何かを知りたくてある場所に行ってもわからないかもしれない。
でもそこに行かない限り、なにかがわかるチャンスすら逃すかもしれない。
「行っても採れない。でも行かなきゃ採れない」
この言葉を唱えてみると、なんだかまずは動いてみようという気持ちになってくるのです。
「行っても採れない。でも行かなきゃ採れない」
もし、あなたが何かをやろうかどうしようか迷うことがあったら、この言葉はあなたが行動する手助けになるかもしれません。
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