【毎日三句】 無花果の熟れて待ちいる指先か 群がりてはぐれることも赤とんぼ 青瓢知らぬ存ぜぬ顔をして &nb…
TAG 俳句
毎日三句2019.08.18
【毎日三句】 落蝉や外し忘れた鎖かな 子のいない夏がありけり雲の峰 朝顔を数えて他所の軒先か …
毎日三句2019.08.17
【毎日三句】 瀬戸内の光の海よ夏惜しむ お囃子の気圏にのこり盆明けぬ 鬼灯の寂しかりけり裏なりか メルマガ配信希望はこちら…
毎日三句2019.08.16
【毎日三句】 我々はどこへ帰るか盆明ける 鶺鴒の神代にありし色気なり 今生にいくつ線香花火かな …
毎日三句2019.08.15
【毎日三句】 終戦でなく敗戦の野分くる 落蝉の転がり八月十五日 自らへ自在をゆるし秋の蝶 &n…
毎日三句2019.08.14
【毎日三句】 新盆という人がいて空をみる たまさかの計画運休野分来る 秋の虹わたし忘れた言葉たち  …
毎日三句2019.08.13
【毎日三句】 係累のつなぎつながれ魂迎え 寄り添いてひとつひとつよ島オクラ 本音とは小さく重く盆に入る &n…
毎日三句2019.08.12
【毎日三句】 襟元の白きうなじか桔梗咲く ふたたびは顧みられず法師蝉 移りゆく世代世代よ解夏の空  …
毎日三句2019.08.11
【毎日三句】 気がつけば同行二人の蟻がいて 街角を曲がりたまさか秋に入る 遺されし輪郭があり蝉の殻 メルマガ配信希望はこち…
毎日三句2019.08.10
【毎日三句】 風鈴もどこかゆるやか盆休み 見守るは近くでなくて遠花火 子どもらの手と手に取りしねこじゃらし …