【毎日三句】 たまさかに同行二人のゐのこづち ほんとうの答えはどこか葛の花 虫の音のきこえず前夜大颱風 &n…
TAG 俳句
毎日三句&photo2019.10.10
【毎日三句&photo】 片足をあげて名残の木犀花 柿一つ実りありし光かな 青空をあつめてみせてはたはたか …
毎日三句&photo 2019.10.09
【毎日三句&photo】 姫蔓蕎麦の足元にある灯火か 揺れに揺れ決して折れずに秋桜 ひたひたと野分の道を見つめけり &nb…
毎日三句2019.10.08
【毎日三句】 秋海棠花の揺れゆく気配して 来し方の子どものこせし椎の実か 捨子花名付けし人の風景よ &nbs…
毎日三句2019.10.07
【毎日三句】 猛烈と言葉を冠し大野分 朝顔の種をもらいて朝散歩 一日の華やぎ生きて花茗荷 &n…
毎日三句2019.10.06
【毎日三句】 父の背の受け入れられて秋がゆく 蛤となりし雀の団子かな たとう紙をひろげて見せて鵙日和 &nb…
毎日三句&photo2019.10.05
【毎日三句&photo】 たまさかに一声鳴いて秋の蝉 蜉蝣と人の時間の差はなくて 水引の花つらなりし真かな …
毎日三句2019.10.04
【毎日三句】 律の風扉の開き閉まる音 海馬へとしばし漂い木犀香 見つけたる道もありけり藪からし …
毎日三句2019.10.03
【毎日三句】 足元にありし地霊よ蚯蚓鳴く 一粒を口に入れたる零余子とる 宝とは何かと問うて女郎花  …
毎日三句&photo 2019.10.02
【毎日三句&photo】 人生の一服があり大毛蓼 ゆるやかに尾花の向きし方角よ 秋三日月窪みにありし豊かさか …