【毎日三句】 はじらいはどこかに隠し林檎剥く 灯火親ししばし戻りし魂か 秋海棠穂先束ねし化粧筆 …
TAG 俳句
毎日三句2019.10.20
【毎日三句】 命とは手渡していて残る虫 旅先の路地にみつけて青蜜柑 みなしごである魂に時雨かな …
毎日三句2019.10.19
【毎日三句】 お大師の国で出会いし赤蜻蛉 めなもみの気づかぬうちの道連れか 親と子のどこまでいって二つ星 &…
毎日三句&photo2019.10.18
【毎日三句】 学びとはどこまでの道初時雨 秋深しこの国にある流浪かな 手ずからの稲穂にありし源よ  …
毎日三句&photo2019.10.17
【毎日三句&photo】 来し方の金木犀に迎えられ 青くさく今日も明日も穴惑ひ うそ寒や知らぬでよしのこともあり &nbs…
毎日三句&photo 2019.10.16
【毎日三句&photo】 満月に髪を染めたる女かな ランタナの朝焼け色を映したり 銀木犀どちらの斧か決めかねて  …
毎日三句2019.10.15
【毎日三句】 今しばし体を冷やし林檎喰む 銀杏を踏む人があり拾う人あり 誰もみな心で叫べ百舌鳥高音 &nbs…
毎日三句2019.10.14
【毎日三句】 巻きつけた着物の裾よ虫の声 仕舞うとは終える準備か初時雨 苦瓜の色が変わりて許したり &nbs…
毎日三句2019.10.13
【毎日三句】 つづれさせ鳴いて呼ぶのは母か子か 実石榴の割れて女は女かな 台風過余白をあけて始まりぬ &nb…
毎日三句2019.10.12
【毎日三句】 あやかしの力と思い野分かな 身の内の何かが疼き颱風裡 ゆらぎへと寄る辺もなくて曼珠沙華 &nb…