【毎日三句】 子のおらぬ竈がありけり星月夜 七節の動きをとめて眺めいて 秋の雷天から地への言伝よ  …
CATEGORY 俳句
毎日三句2020.08.21
【毎日三句】 秋の虹ただただ遠く眺めけり 知らぬまに零れしものは秋驟雨 日常を裂いて走れし稲妻よ  …
毎日三句&photo20200820
【毎日三句&photo】 夏空や大海原を越える君 八月の零れる砂を握りしめ 母という形を帯びて夕まぐれ &n…
毎日三句&photo2020.08.19
【毎日三句&photo】 白南風や時代の海を渡りゆけ 八月の光帯たる背中かな 今生の行き着く先へ青嵐 メルマガ配信希望はこちら …
毎日三句&photo2020.08.18
【毎日三句&photo】 ゆく川は全て終わりの海へゆく 蒲の穂のやがて飛びゆく定めなり 今一度手を握りいて眠る夏 &nbs…
毎日三句&photo2020.08.17
【毎日三句&photo】 円相の向こうに見えて酷暑かな 邂逅は刹那見上げし夏の雲 行く道は知らずともよし青芒 …
毎日三句&photo2020.08.16
【毎日三句&photo】 秋気配いくつの交差の今生か 旅立ちは青嵐へと支度せん 自らの道しかなくて桔梗咲く …
毎日三句&photo2020.08.15
【毎日三句&photo】 蹲に刹那浮かびし地球なり 片陰を歩くか否か問いかけて この国の扉でありて敗戦忌 &…
毎日三句&photo2020.08.14
【毎日三句&photo】 ひそやかに扉は開き秋来る 言の葉は祝あり呪ありの八月か 夏雲の二度と戻らぬ形なり …
毎日三句&photo2020.08.13
【毎日三句&photo】 連なりは子々孫々の盂蘭盆会 酷暑来てふと揺らぎたる足元か 八月や未来の種を芽吹かせて  …