【毎日三句&photo】 透き通る球体にいて夕焼けぬ 秋蝉や途方に暮れる道ありて 律の風の届け愛しき者たちへ…
CATEGORY 俳句
毎日三句&photo2020.08.27
【毎日三句&photo】 置き去りにされた色あり秋夕映 赤蜻蛉二ヶ所の時差を覚えけり 数珠玉を宝と言いし子らがいて &nb…
毎日三句&photo2020.08.26
【毎日三句&photo】 常夏はブーゲンビリアの色をして 生きるとは選ぶことなり律の風 遠慮など捨ててしまえと地虫鳴く &…
毎日三句&photo2020.08.25
【毎日三句&photo】 夏が逝く昭和のいまだ回りけり 真と偽もそれぞれ涼し秋扇 飛び交って親も子もなく秋燕 …
毎日三句&photo2020.08.24
【毎日三句&photo】 秋鯖や切り身はひとつ少なくて 冥土への土産風船葛かな 稲の花時差を確かめ歩きけり …
毎日三句2020.08.23
【毎日三句】 確かめて次の扉へ処暑の節 手に持ちた世界時計よ二つ星 秋の田の通り過ぎゆく帽子かな  …
毎日三句2020.08.22
【毎日三句】 子のおらぬ竈がありけり星月夜 七節の動きをとめて眺めいて 秋の雷天から地への言伝よ  …
毎日三句2020.08.21
【毎日三句】 秋の虹ただただ遠く眺めけり 知らぬまに零れしものは秋驟雨 日常を裂いて走れし稲妻よ  …
毎日三句&photo20200820
【毎日三句&photo】 夏空や大海原を越える君 八月の零れる砂を握りしめ 母という形を帯びて夕まぐれ &n…
毎日三句&photo2020.08.19
【毎日三句&photo】 白南風や時代の海を渡りゆけ 八月の光帯たる背中かな 今生の行き着く先へ青嵐 メルマガ配信希望はこちら …