CATEGORY 俳句

【毎日三句】   梅雨明けて気圏の蓋の開きけり   百日紅たった一つの恋をして   片陰を結び結びて歩きけり     メルマガ配信希望はこちら メルマガ登録フォーム お問…

【毎日三句】   足元にひとつの種よ梅雨明くる   この星に垂直に立ち土用東風   止まれども歩めどそこに夏の月     メルマガ配信希望はこちら メルマガ登録フォーム …

【毎日三句】   輪郭で囲みしものよ白日傘   青葡萄ひかり満たせるまろみかな   変容は形を捨てて蝉の殻     メルマガ配信希望はこちら メルマガ登録フォーム お問い…

【毎日三句】   そのものの有るべき場所よ桐一葉   真言を唱えてみせて青扇   旱星気配と気配重なりて     メルマガ配信希望はこちら メルマガ登録フォーム お問い合…

【毎日三句】   ひと声の聞き分けられぬ蝉時雨   ようように出した本音よ虫干しす   青水母漂いている気配なり     メルマガ配信希望はこちら メルマガ登録フォーム …

【毎日三句】   夏の月がらんどうなるこの国に   白南風や片結にしたうなじへと   各々の灯し火があり月見草     メルマガ配信希望はこちら メルマガ登録フォーム お…

【毎日三句】     氷旗千鳥のどこぞ逃げにけり   土砂降りよしのぎきれない白日傘   この国の奈落がありて旱星     メルマガ配信希望はこちら メルマガ登…

【毎日三句】   夜濯の迷いを渦に捨てにけり   呼ばれるをいい訳にして氷旗   白粉の花女なる力かな     メルマガ配信希望はこちら メルマガ登録フォーム お問い合わ…

【毎日三句】   まざまざと破られしもの桐一葉   髪洗ふ己忘却するなかれ   手を放すことなくつかめ大南風       メルマガ配信希望はこちら メルマガ登録…

【毎日三句】   七月の零票箱の行く末よ   空蝉や投票率の半ばなり   その崖の向こうを知るや沙羅の花     メルマガ配信希望はこちら メルマガ登録フォーム お問い合…