【毎日三句】 帰りゆく烏の群れの親と子と 小鳥来るいつもの杭の待ち合わせ 掲げたる干柿であり陽が落ちる &n…
CATEGORY 俳句
毎日三句2019.11.11
【毎日三句】 二度咲きの人生百年時代かな 重心を後ろにかけて冬に入る 紅葉且つ散るもう一つの終戦日 メルマガ…
毎日三句2019.11.10
【毎日三句】 あやかしは小さく潜み榎の実 刈田には未来の余白ありにけり 輪郭は自分で見えず白障子  …
毎日三句2019.11.08
【毎日三句】 遺言の相続放棄秋ふかし 見覚えのある顔さがし蔦紅葉 核心を隠すことなく冬に入る …
毎日三句2019.11.07
【毎日三句】 切っ先は誰に向けたる鎌鼬 秋深し五臓六腑と生きにけり 鳥渡るここはどこかと問わずとも &nbs…
毎日三句&photo2019.11.06
【毎日三句&photo】 一石を投げて波紋の秋空へ 秋土用自と他とのあわい反転し 晩秋の屋根を降りたる十牛図か &…
毎日三句&photo2019.11.05
【毎日三句&photo】 ひとひらの重ねし光菊咲きぬ 白金の波揺らぎたり芒原 描かれし…
毎日三句2019.11.04
【毎日三句】 踏みしだく木の実がありし惑星よ 高々と向かう皇帝ダリアかな 返り花ひとつ昔の恋心 …
毎日三句2019.11.03
【毎日三句】 文化とは何かと問うて文化の日 タクシーのつかまらなくて秋深し 役割は自分で決めて吾亦紅 &nb…
毎日三句2019.11.2
【毎日三句】 ハロウィンに雀蛤なりにけり 見送りし女の向こう紫苑咲く 越し方を手繰り寄せたる木犀香 &nbs…