【毎日三句&photo】 変容は身のうちにあり秋の空 紅葉且つ散る今生の長さかな 時雨るるや君と私の境目に …
CATEGORY 俳句
毎日三句2019.11.18
【毎日三句】 来し方という背表紙よ冬の星 枯木立クラウドという彼岸かな 終わらせてはじまる先の冬耕や &nb…
毎日三句2019.11.17
【毎日三句】 狐火の灯りし闇の豊かさよ 枯野来てそれとは知らぬ国がある 譲れない横顔見せて冬薔薇  …
毎日三句2019.11.16
【毎日三句】 埋み火は身体のどこに隠しけり 護られていつもあること神無月 曖昧に生きるのもよし冬の虹 &nb…
毎日三句2019.11.15
【毎日三句】 かき回す混沌天沼矛なり 翻る死と再生よ濃紅葉 秋桜の揺れて渡しし命かな &nbs…
毎日三句2019.11.14
【毎日三句】 トーラスの形をなして秋深し 我々の気づくべきこと鵙高音 黄金の手紙を揺らし泡立草 …
毎日三句&photo2019.11.13
【毎日三句&photo】 区切りなどどこにもなくてうろこ雲 大根を洗い原初の人になる 香箱を作りし人も竈猫 …
毎日三句2019.11.12
【毎日三句】 帰りゆく烏の群れの親と子と 小鳥来るいつもの杭の待ち合わせ 掲げたる干柿であり陽が落ちる &n…
毎日三句2019.11.11
【毎日三句】 二度咲きの人生百年時代かな 重心を後ろにかけて冬に入る 紅葉且つ散るもう一つの終戦日 メルマガ…
毎日三句2019.11.10
【毎日三句】 あやかしは小さく潜み榎の実 刈田には未来の余白ありにけり 輪郭は自分で見えず白障子  …