【毎日三句&photo】 子どもらの声を探して猫じゃらし 文月よ手放すものを問うていて 青田風右に左に揺れながら &nbs…
CATEGORY 俳句
毎日三句&photo2020.07.16
【毎日三句&photo】 山牛蒡咲いて初めて実りけり 梅雨晴間まごうかたなき光なり この夏の記憶はどこに留まりぬ &nbs…
毎日三句2020.07.15
【毎日三句】 始まりはいつも一声蝉鳴きぬ 蛇衣を脱いで残せし輪郭か サングラスかけて三年の夏がくる &nbs…
毎日三句&photo2020.07.14
【毎日三句&photo】 ひたひたと波の音して文月なり 不穏なる空を見上げし若紅葉 人生は右か左か文字摺草 …
毎日三句2020.07.13
【毎日三句】 梅雨寒や不意に刺さりし棘ひとつ 今ここにとどまるなかれ青嵐 夏蓬逢魔が時の輪郭よ …
毎日三句2020.07.12
【毎日三句】 渦中へと告げしラッパよ梅雨雷 青時雨君の答えは違っても ひらひらと風に任せて糸蜻蛉  …
毎日三句&photo2020.07.11
【毎日三句&photo】 指先に光子ありけり合歓の花 七月の流れし水の惑星よ 青葉雨光と闇の渚かな &nbs…
毎日三句&photo20200710
【毎日三句&photo】 存在というつながりよ母子草 文月や赤い表紙のパスポート 梅雨空の人はひとりで歩きけり  …
毎日三句&photo2020.07.08
【毎日三句&photo】 次に来る時代のかたち青楓 なすすべもなくて大河の文月なり またひとつ手放すものよ青…
毎日三句2020.07.07
【毎日三句】 祈ることしかできぬまま半夏雨 ゆるやかに笹の弧描き青葉雨 天命というものがあり梅雨の星 &nb…