【毎日三句&haikuphoto】 水引の花一筋の紅ありて ひぐらしの一声残す沈黙か 鬼の子の風に揺れたる祈りかな &nb…
TAG 俳句
毎日三句&haikuphoto20210906
【毎日三句&haikuphoto】 鬼灯や身体の熱を見透かされ 花野きて女の足に沿うものよ 目の前に担がれていく案山子かな …
毎日三句&haikuphoto20210905
【毎日三句&haikuphoto】 見つめたる先は花野の背中かな 青葡萄揺れて予兆を告げにけり 蟷螂の心残りのあるものか #毎日三句 #…
毎日三句&haikuphoto20210904
【毎日三句&haikuphoto】 秋風に揺れて種らの守られて たまさかに言葉貫き秋の雷 長月の女で在りし身体かな &nb…
毎日三句&haikuphoto20210903
【毎日三句&haikuphoto】 電脳に子どもらはおり秋の朝 デコルテに手を添えてみて銀河なり仙 行く末に光打ちたり天高し  …
毎日三句&haikuphoto20210901
【毎日三句&haikuphoto】 朔日の鳥居をくぐり秋の色 震災忌繰り返し飛ぶ鳥がいて 見間違うことに慣れいて竈馬 &n…
毎日三句&haikuphoto20210829
【毎日三句&haikuphoto】 捨てるものありてここから秋紅葉 宿題を未だ夢見し夏の果 夜の秋どこか遠くの鍵盤か &n…
毎日三句&haikuphoto20210828
【毎日三句&haikuphoto】 人しれぬ灯火ありて言伝か 鉦叩次の季節を囃し立て 仏前に父の声あり青鬼灯 …
毎日三句&haikuphoto20210827
【毎日三句&haikuphoto】 大神に参りて縁結びたり 集うこと未だ叶わず夏の果 十代の笑い声して猫じゃらし #毎日三…
毎日三句&haikuphoto20210825
【毎日三句&haikuphoto】 夢橋の遥かに高く蜻蛉かな 空蝉も落蝉もまた虚空にて 現し世にただ一服の茶がありて &n…