【毎日三句】 野分あと静かになりし墓地があり 遺されし使命を帯びて秋の蜂 臍という痕跡があり秋の暮 &nbs…
毎日三句2019.09.09
【毎日三句】 野分あと静かになりし墓地があり 遺されし使命を帯びて秋の蜂 臍という痕跡があり秋の暮 &nbs…
【毎日三句】 薬草という祈りなり母と子と 紫苑咲く女子高生の背中なり きちきちの着地も知らず飛びにけり メル…
【毎日三句】 待ち人はおしろい花の曲がり角 秋茄子や白きうなじを見せにけり 掌に種がありけり秋耕す &nbs…
【毎日三句】 今生にわたり歩いて穴惑い 野分来てかき乱されるものの数 紫蘇の実の思いがけない知らせかな &n…
【毎日三句】 刻々と何かを告げて秋の雷 鳳仙花空に向かって歌いけり 誰も皆見ないふりして九月かな  …
【毎日三句】 里の秋うたう背中の歴史かな 音程をとることもなく地虫鳴く 子どもらに取り残されてねこじゃらし …
【毎日三句】 外つ国のデモを思いし雁来紅 遠くへと行くには高く鷹渡る 教わりし恋などなくて黄鶺鴒  …
【毎日三句】 来し方の炎をみたり震災忌 帰りたる地図は持ちいて秋燕 鬼の子の揺れるばかりで良しとする メルマ…
【毎日三句】 何度でも飛び越してみる八月尽 はじまりの冥きをみつめ秋新月 花茗荷いちにちありし命なり &nb…
【毎日三句】 輪郭のとれぬつぶやき月夜茸 営みはいつも変わらぬ稲の花 去年ほど出番はなくてレモンかな &nb…