【毎日三句】 避けられぬものあり三月十日の忌 世情みて刻々変わる春の闇 青麦のただ伸びゆけと祈りけり メルマ…
TAG 俳句
毎日三句&photo 2020.03.09
【毎日三句&photo】 啓蟄に目覚めぬものの気配なり 北窓開きはじまる時代かな 辛夷咲く空に光を求めけり …
毎日三句2020.03.08
【毎日三句】 やりきれぬ思いの数よ春霖雨 パンドラの箱に残りしミモザかな どの子にも産む母がいて春光 &nb…
毎日三句2020.03.07
【毎日三句】 軽々と翼を広げ白辛夷 嘆息の一点紅く木瓜咲きぬ 鳥雲に人に残りしものがあり メル…
毎日三句2020.03.06
【毎日三句】 ともかくも声高らかに山笑え 混沌を失うなかれ春の泥 人少ななれど羽ばたけ卒業式 …
毎日三句2020.03.05
【毎日三句】 今こそと手と手をとりて土佐水木 目に見えぬ毒見える毒黃水仙 鳥雲に入り海わたる何ものか &nb…
毎日三句2020.03.04
【毎日三句】 手探りで底に触れぬ春の闇 いつの日も人は進みて春耕す 子どもらの声こそ祈り土筆生ゆ  …
毎日三句2020.03.03
【毎日三句】 ないものを数えるなかれ春うれい 蒲公英やせめて手のひら太陽に 北窓をひらき多くの風を呼べ &n…
毎日三句2020.03.02
【毎日三句】 穴出でて蜥蜴世情に驚けり 野遊びに子を放ちたき空がある 青麦や時間とめずに伸びゆきて メルマガ…
毎日三句&photo 2020.03.01
【毎日三句&photo】 田起こしにつき従いて烏かな しかしなお空に向かいて竹の春 はまぐりをひとつ余分に春夕焼 …