毎日三句&haikuphoto20230804
【毎日三句&haikuphoto】 下駄の音の響きうつつの夏がゆく この時も億光年も刹那にて 夏宵に衿を抜きたるうなじかな …
【毎日三句&haikuphoto】 下駄の音の響きうつつの夏がゆく この時も億光年も刹那にて 夏宵に衿を抜きたるうなじかな …
【毎日三句&haikuphoto】 算術に見えし世界のコトワリか まなざしを隠すうなじよ風の盆 ゆくりなく人恋しくて青檸檬 …
【毎日三句&haikuphoto】 風鈴の委ねしままに鳴りにけり 天山を遯して見えし扉かな 命とは湿りて山の滴れり &nb…
【毎日三句&haikuphoto】 誘いしは知らず識らずの百日紅 凌霄花今生幾つ咲きにけり 八方拝十一方拝土用凪 &nbs…
【毎日三句&haikuphoto】 七月尽天岩戸の開きけり 二元から表裏へと富士の山 触れたくて手を伸ばしたる土用の芽 #…
【毎日三句&haikuphoto】 白鷺の飾り羽つけ並びけり 蛾の羽の光りて少名毗古那神 繋ぎたる手の記憶あり夏灯し &n…
【毎日三句&haikuphoto】 渡りたる向こうは見えず土用東風 ぷっくりと土用蜆の舌を出し うなじへと指を這わせて髪洗う  …
【毎日三句&haikuphoto】 吾もまた牡丹を鬻ぐ末裔よ 宍道湖の水面走りて霹靂神 説明のつかぬことあり夏驟雨 &nb…
【毎日三句&haikuphoto】 術式の音せず事代主神 勾配の陽炎ありて夏の坂 出雲なる神に言伝囁きて #…
【毎日三句&haikuphoto】 甘えたき時もありけり紅黄草 炎暑来てくちびる熱を持ちいたる 遠雷や見知らぬ我の横顔か …