【毎日三句】 虚空へと傾いていて明易し 病葉であるとは誰の眼差しか さよならはひらひら空へ半夏生草 &nbs…
CATEGORY 俳句
毎日三句2019.06.24
【毎日三句】 尺取をまねて赤子の手をなぞる 竹皮を脱いで見知らぬ横顔か てっぺんにチーク照ってるさくらんぼ …
毎日三句2019.06.23
【毎日三句】 足元にある残り火よ沖縄忌 青葉雨赤子のゆびに握られて 片割れを探す道のり四葩咲く …
毎日三句2019.06.22
【毎日三句】 夏至の日の空に残せし名残かな 球面の反転したる夏至冬至 梔子の花新妻の手紙なり …
毎日三句2019.06.21
【毎日三句】 メルマガ配信希望はこちら メルマガ登録フォーム お問い合わせはこちら 司法書士のご依頼 方眼ノート講座案内 ワールドカフェファシリテーターのご依頼 個…
毎日三句2019.06.20
【毎日三句】 木苺の隠す隠さぬ葉陰かな 蔦青し壁をこえゆく光なり 突き抜けているニュートリノ青蜥蜴 &nbs…
毎日三句2019.06.19
【毎日三句】 遠くから聞こえくるもの枇杷の色 梔子の咲いて気圏の動きたり 今生の螺旋階段捩花 …
毎日三句2019.06.18
【毎日三句】 ひとごととそろそろ言えぬまくなぎよ たゆたゆと湛えしものよ梅雨満月 ジギタリス心の臓へと届きたり  …
毎日三句2019.06.17
【毎日三句】 一点といわず万朶に花柘榴 誘蛾灯どちらの咎を問わんとす 若さとは頬に受けたる大南風  …
毎日三句2019.06.15
【毎日三句】 唐突に暗転したる梅雨の雷 十九の選ぶスーツよ蔦若葉 ルピナスや天地反転することも …