【毎日三句&haikuphoto】 夜々の星君の言葉を聞きたくて 一粒の零余子転がる越し方か 気配だけ朔日詣り神無月 &n…
CATEGORY 俳句
毎日三句&haikuphoto20211001
【毎日三句&haikuphoto】 護られて日暈のひとつ賜われり 野分来て水星逆行はじまりぬ 天命を知ることもなく秋の宵 …
毎日三句&haikuphoto20210930
【毎日三句&haikuphoto】 古の約束があり薔薇と薔薇 再生の言葉降りきて九月尽 秋暁や刹那の光受け止めて &nbs…
毎日三句&haikuphoto20210929
【毎日三句&haikuphoto】 行く先は誰にも告げず吾亦紅 秋繭や己を溶かす仕事にて 鰯雲消失点を探したり  …
毎日三句&haikuphoto20210928
【毎日三句&haikuphoto】 秋薔薇真っ直ぐな眼の女(ひと)がいて 眷属の声を聞きたる秋麗か ことごとく抱きしめ歩く花野なり &n…
毎日三句&haikuphoto20210926
【毎日三句&haikuphoto】 名を知らぬ花もありけり秋彼岸 この国にかつて来たりし大野分 車前草の踏みしめてなお立ち上がり &nb…
毎日三句&haikuphoto20210925
【毎日三句&haikuphoto】 そろそろと様子をみたり稲雀 蟲時雨鬼滅の時間確かめて 枯蟷螂いまだ舞台を降りもせず &…
毎日三句&haikuphoto20210924
【毎日三句&haikuphoto】 越し方の記憶の色よ藤袴 秋麗や風に身体を躍らせて 問いかけは己の答え案山子なり &nb…
毎日三句&haikuphoto20210923
【毎日三句&haikuphoto】 ほどけたる黄色赤色オムライス 新しき靴を履いたる秋彼岸 秋の宵手に持つものは限られて …
毎日三句&haikuphoto20210920
【毎日三句&haikuphoto】 盟友と向かい合いたる彼岸なり 父の名の遺産分割秋深し きちきちの今生ひとつ飛びにけり …