【毎日三句&haikuphoto】 問いかけてどの道をゆく師走かな 今生に己の神楽鳴らしけり 麦の芽や次の光のはじまりて …
CATEGORY 俳句
毎日三句&haikuphoto20211129
【毎日三句&haikuphoto】 掲げれば道は照らされ冬灯し 霜月や橋桁のない足元か あやとりのくるりくるりと手を回し …
毎日三句&haikuphoto20211128
【毎日三句&haikuphoto】 神在や今日も地球は丸くあり 虚空へと光放ちて八手花 暮早し車窓にうつる己なり &nbs…
毎日三句&haikuphoto20211127
【毎日三句&haikuphoto】 選びたる眼へ映し冬薔薇 埋み火を大気にさらす女にて 波郷忌や手渡されいる連なりか &n…
毎日三句&haikuphoto20211126
【毎日三句&haikuphoto】 霜月や魂の色見透かして 騒ぎたる胸の行方よ冬薊 冬林檎ビスチェつけたるデコルテに &n…
毎日三句&haikuphoto20211125
【毎日三句&haikuphoto】 弔いは真白き筏葛なり 額縁にひとつ置きたる秋想い 掲げたる道化に皇帝ダリアかな &nb…
毎日三句&haikuphoto20211124
【毎日三句&haikuphoto】 置き去りの命はあらず鳥渡る 今なにを言おうとしたの秋桜 返り花咲くは己のリズムにて &…
毎日三句&haikuphoto20211123
【毎日三句&haikuphoto】 参道に足をとめたり寒鶉 はじまりの音が聞こえて今朝の冬 花八手踊る阿呆に見る阿呆 &n…
毎日三句&haikuphoto20211122
【毎日三句&haikuphoto】 豊穣を受け取りいるは神在よ 刻々と削られていて律の風 牧閉ざす己の内に向いけり &nb…
毎日三句&haikuphoto20211121
【毎日三句&haikuphoto】 眷属の見送りしたる波郷の忌 いつとなく古都に戻りし律の風 竜田姫大向うから声あがり &…