【毎日三句】 水面へと道を作りて鵜飼火よ 夏木立それぞれ選ぶ行く末よ 受け渡す言葉常磐木落葉かな  …
CATEGORY 俳句
毎日三句2019.07.14
【毎日三句】 重ねたる祈りがありて百日紅 川面へと映したすがた夏燕 幾度見た父の背中よ夏帽子 …
毎日三句2019.07.13
【毎日三句】 一昔三つかさねてかきつばた 木天蓼のひらひら振りし思い出よ 手を出せぬこともありけり今年竹 &…
毎日三句2019.07.12
【毎日三句】 泣き声に思い出したる時計草 青歯朶や太古もありし母と子と 手放したはずの十五よ楠落葉 &nbs…
「ズレはこれだと思いました」/あなたの会議に羅針盤、ありますか?
あなたの会議に羅針盤、ありますか? 会議ってありますよね。 「なんだかぐるぐる巡りで 意味ないな~」 「なんのためにしている会議なんだろう」 そんな会議に参加したことってないですか? それが 「あ!この会議、出て良かった…
毎日三句2019.07.11
【毎日三句】 頸木とは自分に見えず梅雨の闇 間に合うか合わぬかしらず青嵐 幻を生きているのか罌粟の花 &nb…
毎日三句2019.07.10
【毎日三句】 百草を闘わしいる路上かな 身を起きて地上か地下か蝉鳴きぬ 茉莉花や声を上げるを励まして &nb…
毎日三句2019.07.09
【毎日三句】 蜘蛛の子の遠く遠くへ行きにけり 思春期の横顔があり夏薊 水馬の生まれて消えてみずたまり &nb…
毎日三句2019.07.08
【毎日三句】 いっちょまえな顔して飛んで夏蛙 青歯朶やいまなお進化しているか 残されし時間少なく木下闇 &n…
毎日三句2019.07.06
【毎日三句】 輪郭の見えないままよ水中花 白南風や船の帆先を北に向け 斑猫の教えず向かう道行きよ  …