【毎日三句】 小綬鶏の命令形は流行らずに 春菊に思い出されし苦さかな 横顔に白詰草の揺らぎいて メルマガ配信希望はこちら …
CATEGORY 俳句
毎日三句2020.02.21
【毎日三句】 春眠や国と国とをまたぐもの あるまじきことを数えて春寒し 無生物なりし王国山笑う …
毎日三句2020.02.20
【毎日三句】 統合の名をもつひかり花ミモザ 来し方へ扉を開き沈丁花 解きたるもののないまま雨水かな &nbs…
毎日三句2020.02.19
【毎日三句】 予祝とは大粒なりし春苺 足元があるゆえ高く揚雲雀 春塵や意識のしばし浮遊して &…
毎日三句2020.02.18
【毎日三句】 故郷にふる雪があり余寒なお 螺旋なる身体をうつせ春障子 生きゆくは同じ白梅紅梅よ …
毎日三句20200217
【毎日三句】 堕ちきって空を見上げて安吾の忌 自らの光を祝え春の水 ニン月の一里塚なる道行きよ …
毎日三句2020.02.16
【毎日三句】 もう一度ゼロからの道春疾風 春雨や子どもの語る国があり 箸先にはらりとほどけ焼き鰆  …
毎日三句20200215
【毎日三句】 梅ふふむすこし遅れて渡したり 君の手に委ねることよ梅二月 急がないことを覚えて春蜜柑 &nbs…
毎日三句&photo 2020.02.14
【毎日三句&photo】 連ねたるひかり柊南天よ ポケットに季節忍ばせ蕗の薹 恋人へ高音は隠し春の鵙 &nb…
毎日三句2020.02.13
【毎日三句】 はじまりは滑々したる春の泥 クレソンを無言で食みぬ胸の内 春林やまだ目に見えぬ音がして &nb…