【毎日三句&photo】 ゆるやかに色のさしたる四葩かな 柘榴花赫赫点滅信号機 更衣して並びたる入学式 &n…
CATEGORY 俳句
毎日三句&photo2020.06.02
【毎日三句&photo】 古の祈りの形十薬花 胸元のレースが見えて夏来たる 歩きたる歩幅合わせて日永かな &…
毎日三句&photo20200601
【毎日三句&photo】 天井はなくて魔法の豆の花 夏の夕弁財天のお堂きて 小烏の右に左に首をふり &nbs…
毎日三句2020.05.31
【毎日三句】 浮き立ちし声が聞こえて雨蛙 五月雨やワードローブをととえて 蚊遣火や過ぎし時間の形して &nb…
毎日三句&photo2020.05.30
【毎日三句&photo】 あの夏をどこかに探しレモン水 夏の空子ども目線でみえるもの 麦秋や人それぞれの巡りあり &nbs…
毎日三句&photo2020.05.29
【毎日三句&photo】 ハレとケのあわいに夏の朧月 十薬や薬師如来の手のひらに 時鳥唯残したる響きかな &…
毎日三句&photo2020.05.28
【毎日三句&photo】 一片の光まばゆき仙人掌花 行く道はだれも知らずに夏が来る 滴りや紛う方なく生きていて メルマガ配信希望はこちら…
毎日三句&photo2020.05.27
【毎日三句&photo】 遠慮なく生きて生命の夏がくる 上向きの睫毛の長さ未央柳 歩きたる人の多くて夏の雲 …
毎日三句&photo2020.05.26
【毎日三句&photo】 死を悼む色は何色矢車草 それぞれの光がありて聖五月 青時雨通り過ぎたるものなのか …
毎日三句&photo2020.05.25
【毎日三句&photo】 眼差しは伏し目がちなり梅桃 口角をすこし上げたる花林檎 手渡して落葉に松の若葉かな …