【毎日三句】 旧友に出会いしショウリョウバッタかな 手を放す祈りがありて秋の暮 朝顔の名残を残し終わりけり …
TAG 俳句
毎日三句2019.08.27
【毎日三句】 爽籟や足取りどこか軽くして 虫すだくひとつひとつの声があり 鬼灯や身一つなりと思し召せ &nb…
毎日三句2019.08.27
【毎日三句】 群れなして子どもは育つ赤とんぼ 振り返ることは優しく秋ともし 畦道を秋の七草口にして &nbs…
毎日三句2019.08.25
【毎日三句】 犬蓼のいくつも道はあるからと 胸奥は誰への祈り木槿咲く 向日葵や過去の私に手渡して  …
毎日三句2019.08.24
【毎日三句】 いつの日が広く遠くへやぶからし つくつくし鳴いて終わりの始まりよ サルビアの目を奪われしスカートか &nbs…
毎日三句2019.08.23
【毎日三句】 どことなくかざしてみせて秋日傘 無意識の声を聞きたる地虫鳴く 撫子の自ら色を決めにけり &nb…
毎日三句2019.08.22
【毎日三句】 あのときの私に届け花木槿 今生の宿題いまだつくつくし 残り日を数え米搗きバッタかな  …
毎日三句2019.08.21
【毎日三句】 犬蓼の花そのままでいいと言い ゆく道の一歩一歩よ桐一葉 蟷螂の首を傾げしまなざしよ  …
毎日三句2019.08.20
【毎日三句】 縁とは芽吹いて大宜都比売神 夕焼けや今生旅の洗ひ髪 抱きたる種あり風船葛かな メ…
毎日三句2019.08.19
【毎日三句】 無花果の熟れて待ちいる指先か 群がりてはぐれることも赤とんぼ 青瓢知らぬ存ぜぬ顔をして &nb…