毎日三句&haikuphoto20230627
【毎日三句&haikuphoto】 星屑の記憶抱えて蝸牛 ゆくりなく出逢いしことよ梅雨の雷 誘蛾灯焦がれ抗うこともなし &…
【毎日三句&haikuphoto】 星屑の記憶抱えて蝸牛 ゆくりなく出逢いしことよ梅雨の雷 誘蛾灯焦がれ抗うこともなし &…
【毎日三句&haikuphoto】 星々の来歴を聞く六月か 知らぬまま尺蠖の歩の遠くなり 白服の透けてステップ踏みにけり …
【毎日三句&haikuphoto】 半夏生アニマアニムス交わりて 耳元の言葉残りて夏浅し 何に身を任せて生きん髪洗う &n…
【毎日三句&haikuphoto】 白々と闇夜のうなじ梔子香 聖俗の狭間ありけり半夏雨 戒律を遠く聞きおく梅雨の雷 &nb…
【毎日三句&haikuphoto】 アガペなる名を持ちし花大南風 萍や漂うままも良しとして 掌を重ねし向こう夏野来る &n…
【毎日三句&haikuphoto】 夏至来る丸呑みにして闇も光も ギヤマンのペンを翳して梅雨晴間 浮かれたる気泡踊りてラムネ飲む &nb…
【毎日三句&haikuphoto】 白長須鯨のごとく水無月を 山びこの声を待ちたる蔦青葉 触れてなお夏至の空へと祈りたり …
【毎日三句&haikuphoto】 青嵐昼咲桃色月見草 白南風や身の翻るをゆだねいて こたえなど疾うに知りたる夏至来る &…
【毎日三句&haikuphoto】 秘めごとを分かち持ちたる白薔薇 優曇華の花咲きたるを見逃さず 今年竹延長線を選ばずに …
【毎日三句&haikuphoto】 撫子や現世女を選びいて 鬼灯の花ペディキュアに赤を塗り 水無月に写し鏡の人が居て &n…