【毎日三句&photo】 夏が逝く昭和のいまだ回りけり 真と偽もそれぞれ涼し秋扇 飛び交って親も子もなく秋燕 …
CATEGORY 俳句
毎日三句&photo2020.08.24
【毎日三句&photo】 秋鯖や切り身はひとつ少なくて 冥土への土産風船葛かな 稲の花時差を確かめ歩きけり …
毎日三句2020.08.23
【毎日三句】 確かめて次の扉へ処暑の節 手に持ちた世界時計よ二つ星 秋の田の通り過ぎゆく帽子かな  …
毎日三句2020.08.22
【毎日三句】 子のおらぬ竈がありけり星月夜 七節の動きをとめて眺めいて 秋の雷天から地への言伝よ  …
毎日三句2020.08.21
【毎日三句】 秋の虹ただただ遠く眺めけり 知らぬまに零れしものは秋驟雨 日常を裂いて走れし稲妻よ  …
毎日三句&photo20200820
【毎日三句&photo】 夏空や大海原を越える君 八月の零れる砂を握りしめ 母という形を帯びて夕まぐれ &n…
毎日三句&photo2020.08.19
【毎日三句&photo】 白南風や時代の海を渡りゆけ 八月の光帯たる背中かな 今生の行き着く先へ青嵐 メルマガ配信希望はこちら …
毎日三句&photo2020.08.18
【毎日三句&photo】 ゆく川は全て終わりの海へゆく 蒲の穂のやがて飛びゆく定めなり 今一度手を握りいて眠る夏 &nbs…
毎日三句&photo2020.08.17
【毎日三句&photo】 円相の向こうに見えて酷暑かな 邂逅は刹那見上げし夏の雲 行く道は知らずともよし青芒 …
毎日三句&photo2020.08.16
【毎日三句&photo】 秋気配いくつの交差の今生か 旅立ちは青嵐へと支度せん 自らの道しかなくて桔梗咲く …