回数をかさねること。嘆くのはそれから。

上達するには?

スポーツ、勉強、趣味のあれこれ
もっと上達したいということ
ありませんか?

物事が上手くなるには
どうしたらいいんでしょうか。

やってもやっても上手くならない。
あ~才能の違いかなと嘆いてみたり。

私もよくそんな風に嘆いてみたりします。
あなたもそんなこと思ったりしませんか?

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まずは回数をかさねてみること

あるお寺のご住職がこんなお話を
聴かせて下さいました。

「よく人から
「般若心経読むのが上手いですね、
どうやったらそんな風に
上手く読めるようになりますか?」と聞かれるんですよ。

でもね、思うんです。
回数こそ数えていないけれど、
自分は小学校2年生の時からこの年まで
無数に般若心経を読んでいる。

その般若心経を上手く読めるように
なりたいと思う人は、僕と同じ回数だけ
般若心経を読むことをしたら、
きっと僕ぐらいには読めるように
なるはずなんです。」

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不器用だからこそ

ある宮大工の方のお話があります
(思い出しながらなので
正確な文ではありませんが)

「宮大工の技は神業と言われる。
でもこれは才能ではない。

どんな人でもある年数、
ある手順で修行したら必ず出来るようになる。

本人の能力ではない。回数、積み重ねだけだ。」

宮大工の方は
弟子を取る時に何人かの候補者の中から選ぶ時に

「一番不器用な人」

を選ぶそうです。

え?不器用な人をわざわざ?

不器用な人こそ、
自分の不器用さを知っているから
コツコツと回数を積み重ねて修行をするから、と。

ビジネスにしろ、趣味にしろ
「上手くならないな~」と思っている時の自分は
どれだけの回数を重ねてその言葉を言っているだろうか
と思わされました。

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回数を重ねること。
繰り返すこと。

才能の問題ではなく
能力の問題ではなく。

実はそんなことが
人ができないことをできるようになっていく
一番の近道なのかもしれません。

嘆く前に回数をひたすら重ねてみよう。
そう思うようになったこの頃です。

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