相談業務で大切なこと
なにか困った時、不安なとき、
専門家に相談をしたいと思うことありませんか?
あなたは実際に専門家に相談をされたことはありますか?
司法書士にも相談業務というものがあります。
例えば離婚相談、140万円までの法律相談、土地や建物の
不動産に関する相談、成年後見制度利用に関する相談等々
多岐にわたります。
青木文子司法書士事務所はこちら
相談業務でまず大切なのは状況を丁寧に聞き取ること。
最近感じているのは「聞き取る」だけではなくて「聞き分ける」ことの大切さです。
先日相談業務でこんな体験をしました。
それは「○○」と「△△」をわけること
ある方が、ある仕事を頼んだ依頼先の会社と話が揉め、
かなり感情的になって事務所に来られました。
相談業務の場合、まずは依頼者の方のお話を
思うように自由に話していただいて、
それをじっくりゆっくり、お聞きするのですが、
しばらくお話を聴いた後に
「事実」とその方がどう思っているかの「解釈」を
話の中から「聞き分ける」ことが大切になってきます。
私は、相談をお受けする際に
「事実」とその方がどう思っているかの「解釈」を
の整理をしながらお聴きするために
あるノートの取り方をしています。
それは『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』のやり方。
ノートはナカバヤシさんのA4方眼ノート
「Think NOTE」を使っています。
このノートは見開きではなく、シートとして使うため、
あとからコピーや個別のシート保存にも大変便利です。
まず、依頼者の方が話された内容を
『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』のやり方で
てノートに書き込んでいきます。
法律的なアドバイスをしながら
今回の問題で起きている「事実」と「解釈」、
そして、次にどう行動するかのアクションとして
具体的な「行動」を分けて整理していきます。
今回の案件の場合は、
お話を「聞き取って」「聞き分け」たあとのシートを
お見せて依頼者の方にご説明をしました
依頼者の方はしばらくそのシートを黙って見ておられましたが、
何か感じられたらしく
「わかりました。その方向で先方に確認と話し合いをしてみます」
とおっしゃって、帰られました。
数日してご連絡を頂きました。
弾んだ声で
「いやあ、ちゃんと相手に確認をしたいからと言って先方の上司の方にも同席して
確認をしたんです。
そうしたらほとんどの疑問は解消してスムーズに行くようになりました!
お互いの思い違いがあることも分かりました。ありがとうございました。」
それぞれの人の「解釈」は違う
多くもめごとは、それぞれの人のおなじ「事実」に対する「解釈」が
行き違うことによって起こっています。
また人は自分の「解釈」を「解釈」だと思わず
「事実」とごっちゃにして考えることが多くあります。
この方の場合はシートに整理された内容を見ることで、
ご自分の中の「事実」と「解釈」を
きちんと分けて把握された上で
相手方とお話し合いされたことが良かったのだと思います。
この『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』のやり方
仕事の段取りにも、プレゼンにも、資料づくりにも
応用出来ます。
こんなノートの書き方、知りたいと思いませんか?
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